オキマン。

「ちはやふる 下の句」観てきました。
後編はDVDでもいいかなあ…と思ってたけど、
松岡茉優の評判が余りにも良いのでこれは行かねばと。

中学生でも共感できるド直球青春映画です。
なので俺みたいなおっさんがいいとかどうとか語る作品
ではないのを分かった上で…娯楽映画として上出来です。
　


「かるたって楽しい！」で貫いた上の句から一変、
今作は「かるたをする理由」に悩み、登場人物たちは物語
前半でうじうじと悩む。必要なプロセスながらちょいダルい。

そこに一石を投じて空気を変えるのが若宮詩暢役の
松岡茉優ですよ。彼女が出てくるとぞくぞくします。
本音と建前を使い分ける京女を見事に演じてます。

原作にもあったスノー丸Ｔシャツや自前水筒が
全く残念に見えない瑞々しい魅力に満ちてました。最高です。



この作品は「想い」ってのを伝えたかったんじゃないかな。
それがこっちに響くたびに泣けて泣けて。
特に北央のドＳ須藤がかっこいいのなんの。
　
Perfumeの主題歌も大好きです。元々ゲーム音楽っぽい
ピコピコ音も好物なので。歌詞は全く入ってきませんけどね。
映画は更に続くようなので、次も観たいと思ってます。

もうじき公開終了となると思いますので、見逃した方は
上下合わせてDVDなどで是非。とても良く出来た作品です。