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2014年01月11日

第824話「最近観た映画」の巻

2度目の「ゼロ・グラビティ」を3DのIMAXで観てきました。
我ながら呆れましたが、何故か途中でガッツリ寝てました。
…歳は取りたくないものです。


『横道世之介』

第824話「最近観た映画」の巻

「南極料理人」「キツツキと雨」の沖田修一監督作品。
お人よしで憎めない青年、世之介の青春物語。

世間ズレしまくりのヒロインを演じる
吉高由里子がめちゃくちゃ可愛い。マジで可愛い。

視聴後の不思議な余韻に涙と笑いがこぼれる。
2度以上観るのがオススメ。


『川の底からこんにちは』

第824話「最近観た映画」の巻

監督 石井裕也 2010年日本映画

人生そんなものと諦め、常に状況に流されながら
生きているOL佐和子のどん底人生の再生を描く。

兎にも角にも満島ひかりが圧倒的。
なんだよあの役作り。なんなんだよ。最高だろ。
観終えた後には重い腰が持ち上がるような作品。


『ふがいない僕は空を見た』

第824話「最近観た映画」の巻

監督 タナダユキ 2012年日本映画

性的衝動やその各々の理由、貧困の負のサイクル…
人間が生まれ持った、逃れられない性を描く。

激しい濡れ場を演じる田畑智子の女優魂に拍手。
その描き方はなんだかドライで不満を感じたが、
彼女が背負ってる重荷と男との関係で納得できた。
微妙に似合わないコスプレ姿も痛々しくて良い。


『007 スカイフォール』

第824話「最近観た映画」の巻

監督 サム・メンデス 2012年アメリカ/イギリス映画

イーオン・プロダクションズ製作のシリーズの23作目。
6代目ジェームズ・ボンドを演じるのはダニエル・クレイグ。

最高です。
死と性を暗示するOP映像&楽曲がまず素晴らしい。
「ゴールドフィンガー」や「黄金銃を持つ男」を
思い起こさせて、この時点で泣きそうになった。

キャリアと裏腹に体の衰えを見せるボンドと
立場を危うくしている女上司Mとの深い繫がりとその終焉。
敵役には「ノーカントリー」のハビエル・バルデム。

数々のお約束を踏襲しつつ破壊もする分岐点的007映画。
シンメトリーな画面作りも非常に美しい。


『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』

第824話「最近観た映画」の巻

監督 アン・リー 2012年アメリカ映画

インドで動物園を経営していた主人公一家はカナダ移住を決意。
ところが貨物船は大嵐に襲われ、唯一の生存者である少年パイは
ライフボートでベンガルトラと過ごすことになる…。

トラと少年の友情ハートフルお涙頂戴物語かと想像していたが
まったく違った。CGを多用した映像が非常に美しく、
かつCGと実写の境目が分からない画作りが素晴らしい。

一つ目のラストとなる少年とトラの別れのシーンに納得。
全体のテーマは手塚治虫の「火の鳥」シリーズを想わせる。



個人的にはどれもオススメですね。
ポテチ食いながら観るなら「横道~」「ライフ・オブ~」
「スカイフォール」辺りがいいかと。



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Posted by うらまっく at 05:50│Comments(0)映画
 
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