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2011年06月21日

第603話「『さや侍』観た。」の巻

ようやっと怒涛の2本連続入稿を終えたので
「さや侍」観てきました。若干ネタバレ注意。

前2作と比べるとはるかに「映画」だった。

第603話「『さや侍』観た。」の巻

描きたかったのはお笑い芸人の魂と親子の繋がりか。
若干中弛みを感じるも最後まで集中して観れた。
予想外のラストに思わず涙。

冒頭含め殺し屋3人衆は不要。テンポを崩していた。
映像で観る腹筋善之介は厳しい。ROLLYは大根。

りょう扮する三味線のお竜の絵面が良かったなあ。
居なくても全く問題ない役だったが。

第603話「『さや侍』観た。」の巻

時々顔を出す監督の自意識がどうにも邪魔になる。
自意識は我であり、照れでもあると思う。
我を抑えることで滲み出るのがきっと本質。

そして壊したい常識と破っていいルールは別。

「映画が好きじゃない」と公言していた松本監督が、
3作目にしてようやく少し映画と向き合った印象だった。

野見隆明は格好よく、子役は可愛く撮れていた。
印象に残るいい画が幾つもあったのが良かったな。


お薦めする作品には至らないが、集中して観たいなら劇場へ。
DVDだと途中で気が逸れるような気がするよ。






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Posted by うらまっく at 03:28│Comments(0)映画
 
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