てぃーだブログ › オキマン。 › 映画 › 第542話「トイ・ストーリー3観た。」の巻

2011年01月16日

第542話「トイ・ストーリー3観た。」の巻

映像を流すと、大人も子供も作業の手を止めて
なんとなくずっと観てしまう。今作もそんな力を持ってる。

ピクサーとジブリの作品って、この力が他の作品と
圧倒的に違うんだよなあ。なんというか麻薬的な何かがある。

第542話「トイ・ストーリー3観た。」の巻

1も2も大好きで飽きるほど繰り返し観たし、
何気におもちゃもたくさん買った。
大半はお友達のお店「バナナフレーバーズ」で揃えました。
http://www.toys-banana.com/

でも今作はなぜか劇場で観なかったんだよなあ。
キャッチコピーも「さよならなんて、言えないよ…」
…だし、なんだか後ろ向きな感触があって。

第542話「トイ・ストーリー3観た。」の巻

以下ネタバレ含む率直な感想。


全体的に空気が重い。

冒頭から、主人公たちはどうがんばっても
ネガティブにならざるを得ない運命の中にいる。
彼らが本当に望むゴールは絶対に手に入らないのは明らか。

登場人物たちの置かれてる状況や困難が
妙に現実的で、観ていて息苦しくなった。

おとぎ話ではない、覚悟を感じさせる内容。
なんつーかなあ。誰ひとり心の底から笑ってないの。
(ボニーは例外)

第542話「トイ・ストーリー3観た。」の巻

今回もおもちゃならではのギミックが盛り沢山。
小ネタ、隠しキャラもたんまりと仕込んである。

全体のプロットは2と同じだったな。
スパニッシュバズの暴走は笑った。いい芝居させるなあ。

悪役が卑屈。
動機はわかるが、俺はヤツを愛せない。

第542話「トイ・ストーリー3観た。」の巻

印象に残ったのが、主人公チームが
万策尽きて諦め、覚悟を決めて死を受け入れるシーン。
アメリカの娯楽映画がこれをやる時代なのか、と。

良く言えば「新たな希望」、
悪く言えば「妥協」。なかなか容赦ない作品だった。

いや…うん、これでよかったんだよ。
そう思うだろ、みんな。だろ?そんな感じ。
ひんひん泣きながら観たんだけどね。



2012年11月16日には「モンスターズインク2」が全米で公開。
なんだかんだ言っても楽しみです。

第542話「トイ・ストーリー3観た。」の巻



同じカテゴリー(映画)の記事

Posted by うらまっく at 04:34│Comments(1)映画
この記事へのコメント
3Dアニメ(アニメゲーム)って好きくなくて初めの頃は避けてましたが、トイストーリーやカーズなど見ていたらだいぶ3D?にも慣れてきました。
食ってみなきゃその食材の良さは判らない…やっぱり苦手意識を持たずに中身を見ないと良いものには巡りあえませんね。
Posted by (M)キーパー at 2011年01月16日 20:52
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。