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2010年03月17日

第369話「ジャッキー・チェンの変身」の巻

小中学生の頃はジャッキーに夢中でしたよ。

自伝「愛してポーポー」も
自身が歌った「マリアンヌ」のEPも買った。

テレビ放映された映画はラジカセで録音して、
繰り返し脳内再生したもんですよ。ビデオなかったし。

第369話「ジャッキー・チェンの変身」の巻

ブルース・リー作品に観られる様な「一撃必殺」とは違い、
テンポがよく、巧みに小道具や舞台装置を織り交ぜた
ユーモラスな格闘が斬新で、それは今も変わらない。

ジャッキー自信が幼少期~青年期まで学んだ京劇が
元になってるんでしょうね。まるで踊りを観てるようです。


特にしびれたのが格闘中の「変身」。

圧倒的なピンチに陥るも、何かの切っ掛けで
スーパーサイヤ人の如くスイッチが入って
戦闘スタイルを切り替えて勝利する。これが最高に気持ちいい。

その代表格を御紹介。(ラスボス戦のみ)


初監督作品「クレージーモンキー笑拳」(1979年)
第369話「ジャッキー・チェンの変身」の巻
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7628268
「喜怒哀楽」を元にした拳法。
「哀」で相手の体力を奪い、「笑」で相手を翻弄する。

感情を元にした中国拳法は実在するそうですが、
ほぼジャッキーのオリジナルのようです。
一番好きなジャッキー作品。吹き替え版のほうがいいね。


「ヤングマスター 師弟出馬」(1980年)
ゴールデン・ハーベスト社に強行移籍してすぐの作品。
実はこの頃のジャッキーの置かれた状況はゴタゴタで最悪。
第369話「ジャッキー・チェンの変身」の巻
http://www.nicovideo.jp/watch/sm300492
ラスボス、韓国合気道の達人ウォン・インシクとの
20分に及ぶガチバトル(実際に殴り合ってる)は凄まじい。
水タバコを飲んでの変身後はめちゃくちゃで最高。

主題歌「さすらいのカンフー」も自身が歌う。


「スパルタンX」(1984年)
サモ・ハン・キンポー監督作品。
第369話「ジャッキー・チェンの変身」の巻
http://www.nicovideo.jp/watch/sm80121
「プロジェクトA」に続き、サモ、ユン・ピョウとの
掛け合いが楽しいスペインが舞台のアクション映画。

元全米プロ空手世界王者ベニー・ユキーデとのバトルは必見。
双方痛がりながらのコミカルな演出が新しかった。
特にジャッキーのカウンター後ろ回し蹴りは見事。


「酔拳2」(1994年)

ジャッキー・ラスボス戦の最高峰じゃなかろうか。
次々と切り替わる酔八仙(酔拳)の形や戦法は
前作「ドランクモンキー酔拳」を観るとより楽しめる。
第369話「ジャッキー・チェンの変身」の巻
http://www.nicovideo.jp/watch/sm80142
敵の足技使いのロー・ワイコンは元香港ムエタイのプロ選手で、
現在はジャッキースタントチームのエースにして
ジャッキーのプライベートの用心棒でもある。


今尚笑いと驚きを与え続けてくれるジャッキーですが、
彼のアクションは日々のトレーニングと
入念な計算があって成っているのがわかる映像があります。

「ジャッキー・チェン マイスタント アクション」
第369話「ジャッキー・チェンの変身」の巻
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1836481
第369話「ジャッキー・チェンの変身」の巻
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2343864
同時に頭の完全にネジが何本か抜けてることも
わかっちゃうね。やっぱりジャッキーってすごい人だ。

第369話「ジャッキー・チェンの変身」の巻



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Posted by うらまっく at 13:50│Comments(0)映画
 
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