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2009年09月16日

第222話「しんぼる観てきた」の巻

観ようと思ってる方はスルーがいいかも。

第222話「しんぼる観てきた」の巻

さて。何と書いたものか。

観終えて数時間、
僕は多分間違った方向でずっと考えてる。

松本人志が何をしたかったのか?

この時点で映画として破綻してる。
松ちゃんが何を観せてくれるんだろう、と期待して
足を運んだのは確かだけど、僕は映画を観に行ったはず。



テーマはさておき、映画としての娯楽性の低さは
どうなんだろう。強い空腹感が残った。

映画には映画のルールがあって、それはセンスや
独自の感覚とは別次元で機能しているもので。

そこを後回しにしてしまうと、作品として
不完全になってしまう。そこは前作と同じ印象だった。
専門分野は割り切ってその道のプロに任せないと。

このペースでいくと、ちゃんとした映画になるのは
5~6本先になるんじゃないのかなあ…。


おかしな格好をしたおっさんが異常な事態に巻き込まれた
…というより、松本が演技をしている、としか見れない。
そう思うと、時々なぜかちょっと恥ずかしくなる。

そして、どうも付け焼刃なアート感が鼻につく。
松ちゃんはどこへ行きたいのかなあ…。
「テレビで好きなことが出来ない」と嘆く松本の
答えがこれなら、彼の居場所はどこになるのだろう。

今後はいっそ徹底的に娯楽を追及した作品が観たい。
「くだらないけど面白え!」と大声で言えるようなやつ。
その点では矢口史靖や三木聡が上手い。



面白くなかったかといえばそんなこともなく、
作品としての完成度が低いわけでもない。
「松本人志」個人に興味があり、そこのみを
観たい方なら、それなりに楽しめるのかも知れない。

僕は映画を観たかったのでイマイチでした。
なんか偉そうだけど気にしないでね。



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Posted by うらまっく at 18:35│Comments(0)映画
 
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