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2008年10月28日

第22話「パコと魔法の絵本」の巻

嫁と観て来たよ。ネタバレありかも

以前FM沖縄の「スクリーンへの招待」なる
ラジオ番組内でポニョの感想を読まれたことがあって、
その時いただいた無料鑑賞券の期限切れ目前。

2人とも仕事明けのヨレヨレ状態。目標は寝ないこと。
寝たら互いを引っぱたくという硬い約束を交わし、北谷の劇場へ。
第22話「パコと魔法の絵本」の巻
さて、このパコ。
監督は「下妻物語」「嫌われ松子の一生」やCM「卓球温泉」など、
独特のユーモアとポップで色鮮やかな映像で定評のある中島哲也氏。
第22話「パコと魔法の絵本」の巻
その圧倒的な色彩センス、実写とCGをちゃんぷるーにした
息つく暇も与えず次々と変わる映像表現に、寝る隙など微塵もなく。
第22話「パコと魔法の絵本」の巻
舞台とも漫画ともつかぬ登場人物たちの奇天烈な容姿
さらにTVコントを思わせる行き切ってる芝居
(ドギツ過ぎて誰が誰だかわからないが、それは問題ではない)
原作は「MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」という
舞台の戯曲で、中島監督がそこから新たな解釈で映像化したそうだ。
第22話「パコと魔法の絵本」の巻
第22話「パコと魔法の絵本」の巻
特に上川隆也さんの弾けた芝居は、彼の所属する
演劇集団キャラメルボックスでの初期の芝居を彷彿とさせて嬉しくなった。
(ちなみに不肖わたくし、ここで一時期小道具なんぞ仰せ付かってまして、
たまーにご本人様と特撮の話などしたりしてましたのですよう。実話。)
第22話「パコと魔法の絵本」の巻
第22話「パコと魔法の絵本」の巻
童話の如き破天荒な物語や演出も、実力のある役者陣の力強い演技で
素に戻されることもなく、冒頭から最後まで涙が止まらんかった。
まあほら、俺も年頃のおっさんだし。

キャッチコピーは
子どもが大人に、読んであげたい物語。 」まさにそんなお話。


ただひとつ難を上げるなら…ヒロイン・パコこと、アヤカ・ウィルソンちゃんの
芝居が…下手なんだよなあ…。見た目は完ペキなだけに惜しすぎる。



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Posted by うらまっく at 19:01│Comments(4)映画
この記事へのコメント
おー!最近 良い感じですね~
やっぱり お互い時間を無理してでも作って
出かけないとね~新鮮さにかけますね~
うちも 今度映画デートしてこよー!
Posted by canggihcanggih at 2008年10月28日 23:47
だからよ。
canggihさんのブセナデートに触発されたよ。
こういうのは頑張らないとダメだね、ほんと。
これからもお互い、ここだけは頑張って無理しよー!
Posted by 増田剛増田剛 at 2008年10月29日 00:03
あたしは映画は一人で見る派なのだよ 旦那とは思考違うし、彼が一押しするのはハズレが多いのさ レッドクリフはあたしも見たいから、一緒に行くかいって聞いてみようかな
Posted by 火の国の女 at 2008年10月29日 08:22
僕もほんとは一人派なんだけどね。趣味も違うし。
嫁は「折角のデートなのに、会話しないで画面見てる
のはつまらない」とも言う。まあなんとなくわかるような。
でもたまには新鮮でいいと思う。
形はどうあれ、一緒に共有する時間に意味があるよね。
Posted by 増田剛 at 2008年10月29日 09:30
 
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