オキマン。

東京都現代美術館で開催中の展覧会
「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る
昭和平成の技」…を観て来た。



大雨の中、かなりの混雑。
そっち系の人種で埋め尽くされてると思いきや、
カップルに親子連れ、女性同士のお客さんも沢山。



展示内容は初期東宝特撮映画から平成ゴジラ、ガメラまでの
現存するプロップ、設計図、ポスター原画など500点以上。

作品ひとつひとつに庵野監督の「これのここが好き」
「これがこれだけスゴイ」等キャプションが添えられている。
生粋の特撮オタクだ。自身が一番嬉しそうだなあと感じた。



「メカゴジラの逆襲」（1975年）のメカゴジラ２スーツ。
一部修正、補修はされているものの保存状態の良さに驚く。
加えてその大きさが想像を上回っていた。デカい！

円谷コーナーではいきなりマイティジャック号の巨大なプロップが。
そのまま成田亨、池谷仙克のウルトラシリーズの流れに。
メカニックの設計図や美術スケッチ、設計図など豊富に展示。

ウルトラマンタロウに登場した
ZATのスカイホエール6尺ミニチュアは必見。美しい。



円谷、ピープロのコーナーを経て
平成ゴジラ、ガメラ、近年の東宝特撮の巨大ミニチュアが。



「ガメラ２ レギオン襲来」撮影用スーツは
メカゴジラ２と逆に小さくて驚く。



展示会中盤で特撮短編映画「巨神兵東京に現わる」上映会場が。
破壊、爆発にわくわくする作品。長らく忘れていた感覚。
うーん…個人的には構成や物語が好きじゃなかったかなあ。

この後更に円谷英二や高山良策コーナーを経て
撮影可能な巨大特撮ミニチュアステージへ。





これには大人も子供もカップルも大はしゃぎ。
セット前でスペシウムポーズで写真撮ってもらっちゃった～。

とにかく見所盛り沢山の贅沢な展示会だった。
ここまでの規模の特撮展示会は今後難しいんじゃなかろうか。



お好きな方は是非。開催は10月8日まで。