オキマン。

息子がライバルとの対戦の約束を果たした。



先日、息子の空手の大会があった。
もうバッタバタ。

鵜呑みにしてた俺も悪かったが、息子から聞いていた
日程よりも２週間も早かった。ありえん。
前日に先生から集合時間変更の電話をもらって発覚。


ダラダラDVDを見ていた本人をとっとと寝かし付け、
仕事を早く切り上げた嫁が道着にゼッケンを縫い付け。

朝６時に息子をたたき起こすもグッズグズ。
緊張感が無いにも程がある。こっちの力が抜ける。


会場入り。息子は小学５年生「形」に出場。
対戦表を見てびっくり。

息子が以前在籍していた空手道場で一番仲が良く、
強化選手として共にがんばっていた子が２回戦の相手。

「引っ越して離れても、いつか大会で戦おう！」

…などと約束していたそうだ。それが２年越しで実現。
息子もさすがに興奮気味になってきた。



息子、１回戦を難なく突破。
続く２回戦。息子はライバルよりもひとつ難しい形。

形の審査は５人の審査員の旗の数で決まる。
ライバルは赤、息子は青。
結果は赤ー５、青ー０。完敗だ。

相手は幼稚園から空手を習い、今でもほぼ毎日練習。
前の道場では小学生では一番の実力者だった。
一方息子は３年生の冬から空手を始めて、
しかも今の道場に移り練習は週２回に。練習量が違いすぎる。


ライバルの子は続く２回戦で敗退。厳しい世界。
来月頭にまた別の大会があり、互いに出場する。

「また会えるな！」

ニコニコしながら２人は会場を後にした。