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2009年01月07日

第64話「紅白歌合戦の裏話」の巻

今更録画しておいた紅白を観た。やっぱ面白いな。

羞恥心 with Paboに笑い、
アンジェラ・アキと森山直太朗に泣いた。
ジェロとaikoの歌の安定感はすごいな。

Perfumeはどこがいいのかわからない…。

第64話「紅白歌合戦の裏話」の巻

裏話ってほどでもないんだけど、今から10数年前、
大道具してたサラリーマン時代に紅白の裏方を何度か経験した。

本番とまったく同じ進行の前日のリハーサルから現場に付く。
番組自体が長いのだが、担当する歌手は2人くらいだったので
拘束時間が半端なかった。舞台裏側の緊張感も半端ないが。

出入りの外注でも関係なくNHK大道具棟梁の怒号が飛ぶ。
NHKホールの奈落は相当に高く、数十メートルはある。
過去には落ちて死んだスタッフもいる。舞台上は歩行が基本。

第64話「紅白歌合戦の裏話」の巻

当時の俺は20代前半のミーハーだった。
舞台袖から見るアーティスト達にいちいち感動してしまう。
すぐ目の前で見たドリカムの元気っぷりは脳裏に焼き付いてる。

ちなみに本番中の廊下などでは、アーティストもスタッフも
各業者なんかもぐちゃぐちゃに入り乱れてる状態。

第64話「紅白歌合戦の裏話」の巻

やはりビビったのは小林幸子だった。
衣装が10間(けん)あった。鬼のようにデカい。(1間は約1.8m)
もはや衣装というより、歌手がセットの1部という趣。

そして取りを飾るはサブちゃんこと北島三郎。
袖に巨大な送風機を構え、スタッフが桜吹雪を舞い散らす。
同期の奴らと「サブちゃん、やっぱすげーよ!!」と感動したもんだ。


番組が終了し、ゆく年くる年が放送されてる頃、余韻に浸りながら
カウントダウンなどする間など当然ないままに一斉にバラしに取り掛かる。
帰宅できるのは元旦の午前5時頃だ。

まあ思えば貴重な経験だったが、紅白は自宅でミカンでも
食べながら観る方が断然楽しいよ。…という話でした。



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Posted by うらまっく at 22:18│Comments(0)どぅーちゅいむにー
 
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