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2011年05月16日

第594話「『とらドラ!』観た。」の巻

良かったです。

所謂萌えハーレムアニメとは一味違ってたな。
原作者さんが女性だからなのかな。

第594話「『とらドラ!』観た。」の巻

体は小さいが勝気で気丈な「手乗りタイガー」こと大河と
目つきが悪くて不良に間違われる竜児(ドラゴン)で
タイトルが「とらドラ!」らしいのだけど…

あんまりこの設定活きてないような気がしたな。


大河と明朗快活言語不明瞭な実乃梨、
強烈な二面性を持つ美少女・亜美の3人が本作のヒロイン。

第594話「『とらドラ!』観た。」の巻

萌えドタバタハーレムラブコメと見せかけて
少年誌で連載できそうなしっかりとした青春ドラマですね。

第594話「『とらドラ!』観た。」の巻

主人公の竜児は優しくて面倒見が良くて
細かい気配りも出来て家事も完璧。ちゃんとした意思も持ってるし、
隙の少ない主人公らしからぬ主人公。モテるだけの説得力がある。

面白いなと感じたのは、ヒロインたちがなかなか
心の内面を表に見せないことで話の引きを繋いでいくとこ。
何を考えての行動だったのか、本当は何を思っているのか
伝わってこなくてうずうずする。女にはわかるのかな。

第594話「『とらドラ!』観た。」の巻

一方で感情を表に出す場面では爆発するかのような演出に。
作画に力が入っており、見てるこちらの心を振るわせる。

著者も「一番好き」だという亜美がいいですね。
いつも一歩引いていて、心の奥の最後の一枚は見せない。
あのキャラの造形はリアルでいいな。

設定が密に作られている中で、
見せるものは表に見せ、見せないものは見せずに伝える。
どっしりとた内容のある血の通った作品でした。



個人的には竜児の母、泰子とインコが嫌いだわー。
嫌いと思わせるくらい良くできてるってことでもあるね。





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Posted by うらまっく at 06:00│Comments(0)アニメ
 
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