オキマン。

7月1日より沖縄県立博物館・美術館で
美術館企画展「沖縄マンガ展」が開催されています。


沖縄県立博物館・美術館HP

戦後～現在までの沖縄漫画の歴史を
県出身漫画家50人の作品を通して学べる展覧会。

原画や現存する印刷物を紹介しているほか、
実演コーナーやトークショー、ワークショップ、
シンポジウムなども予定されている。

錚々たる作家陣に混じって、内地出身者の僕の作品も
さり気無く展示させてもらえることになりました。
全く持って光栄の至り、心から嬉しいです。


YAHOO!ニュース

現在沖縄の県産漫画は熱を帯びてると思う。

内地の紙漫画誌の低迷とは無関係に
非常にストイックに漫画を生み出している印象がある。
「売れる漫画を描かなければ干される」みたいな
盲目的に齷齪しなくていい環境は恵まれてるとも取れる。

もちろん作家も収入がないと食ってはいけないんだけども。


漫画コンテンツ事業など実例の少ない偉業だと思う。
（県から給料をもらって産業漫画を描く事業）
表現としての作家性は希薄ではあるが、若い作家の卵たちの
漫画家への第一歩として非常に良いプロジェクト。

うちの元アシさんたちもがんばってます。
色々と悶々とした噂が耳に届くのが面白くもあるし。（笑）

その成果がこれ→沖縄まんが物語

今回の企画展覧会、コンテンツ事業と、行政の
バックアップを得て産業として漫画を動かしてるのが大きい。
この姿勢は先々「大当たり」が出る可能性を含む。

県内にも「漫画家になりたい」という若者は多い。
でもどうすればいいかわからないし、東京に出るのは簡単じゃない。
そういうやつらの１つの道しるべとなるんじゃないのかな。


同展を企画した金城美奈子さんやWEBマガジンの
編集長である島袋直子さんの尽力には頭が下がります。



開催時間は9時～18時（金曜・土曜は20時まで）
月曜休館。観覧料は一般＝800円、高校・大学生＝500円、
小・中学生＝300円。8月29日まで。



私事なんだけど、現在沖縄の家族を描く
４コマ漫画の企画を某出版社にて発案中でして。

ネタ大募集中です。
沖縄ならではの身近な小ネタを僕にください。

「おしぼりをコースター代わりにする」
「雨でも傘は差さない」
「家ではおばあが絶対権力者」

などなど、普段当たり前にしてることが
内地の常識とはちょっとズレてる？…ってなネタ。
なんとか連載に漕ぎ付けたいと奮闘中です。

よろしくお願いします！まじです！