オキマン。

真夜中にある人からメールが来た。テレビを点けろと。

爆笑問題のニッポンの教養
「21世紀マンガノチカラ～漫画家・浦沢直樹～」



「僕も随分ね、悩んだことがあるんですよ。
そうしたらローリングストーンズのギターの
キース・リチャーズがさ、彼が『自分が死んだら墓碑銘に、
過去の遺産を未来に語り継いだ男と刻んでくれと。
自分のやったことはそのぐらいだ』って言ってて、
ああこのスタンスはかっこいいわって思ったわけ。」

手塚先生の影響を強く受けて育った浦沢先生は語る。
その手塚先生もまたディズニーの影響を受けてるわけで。


浦沢先生自身は、漫画を芸術だと思ってるそうで。
だけど、一般認識としてはいつまでも
たかが漫画と思っていて欲しいし、そうでないとならんと。

それはそうだと思ったな。
僕はどこかで読み捨て消費メディアだと割り切ってた。
特に単行本として残らないなら尚のこと。

でも違うな。
漫画家・個としてのアイデンティティはここにあるんだろうな。



番組を観て、自分を顧みてちょっと落ち込んだが、
観てよかった。情報くれた方に感謝。

先生には一度、講談社漫画賞の２次会でお会いしてる。
当時「MONSTER」を執筆されてた時期で、握手してもらった。

格好いいな。
俺もあんな風になりたい。