2009年06月16日
第172話「いい根性してるわ」の巻
昨日の明け方、ネーム作業のためにファミレスへ。
変な時間のファミレスは変な奴らが多い。
もちろん僕も例外ではなく。
外は大雨。同じ敷地内のスーパーが開店するまで
まだ5時間はある時間帯。

僕の後ろの席にはギター持参の青年が一人。
小汚い格好で、ちょっと目線が怖い。
テーブルの上には500mのカルピスのペットボトル。
僕が白い紙を相手に悪戦苦闘する中、
彼は時々トイレに行ったり煙草を吸ったり
隣の席のメニュー弄ってみたり寝てみたり。
死闘3時間、ようやくネームが上がる頃、
一人の店員がテーブルに突っ伏して眠る彼の元へ。
「お客様、当店はレストランですので…」
あわててへこへこ謝る声が聞こえる。
意外に小心者らしい。
スーパーが開く時間を尋ねていた。
さらに15分後、彼はまた怒られる。
「お客様、ご注文なさらない場合は…」うんぬんかんぬん。
彼はギターを背負い、レジをスルーして
颯爽と店を出て行った。
何も注文してないまま、少なくとも3時間以上
自由にくつろいでいたことになる。
いい根性してるわ。

仕上がったネームを抱えて店を出ると、
彼は開店まで2時間近くあるスーパーの軒下で
ギターを掻き鳴らしていた。
青年よ、夢をその手で掴み取れ。
でも人様に迷惑かけちゃダメ。
変な時間のファミレスは変な奴らが多い。
もちろん僕も例外ではなく。
外は大雨。同じ敷地内のスーパーが開店するまで
まだ5時間はある時間帯。

僕の後ろの席にはギター持参の青年が一人。
小汚い格好で、ちょっと目線が怖い。
テーブルの上には500mのカルピスのペットボトル。
僕が白い紙を相手に悪戦苦闘する中、
彼は時々トイレに行ったり煙草を吸ったり
隣の席のメニュー弄ってみたり寝てみたり。
死闘3時間、ようやくネームが上がる頃、
一人の店員がテーブルに突っ伏して眠る彼の元へ。
「お客様、当店はレストランですので…」
あわててへこへこ謝る声が聞こえる。
意外に小心者らしい。
スーパーが開く時間を尋ねていた。
さらに15分後、彼はまた怒られる。
「お客様、ご注文なさらない場合は…」うんぬんかんぬん。
彼はギターを背負い、レジをスルーして
颯爽と店を出て行った。
何も注文してないまま、少なくとも3時間以上
自由にくつろいでいたことになる。
いい根性してるわ。

仕上がったネームを抱えて店を出ると、
彼は開店まで2時間近くあるスーパーの軒下で
ギターを掻き鳴らしていた。
青年よ、夢をその手で掴み取れ。
でも人様に迷惑かけちゃダメ。
Posted by うらまっく at 00:53│Comments(0)
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