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2008年10月12日

第10話「沖縄漫画家事情」の巻

今回はちょい真面目っぽいハナシ。

神奈川から移住する前に、あるSNSで沖縄の複数の
漫画家さんたちとコミュニケーションをもっていた。

そのお陰もあり、移住前から情報を得られていたし、
引越し後に間も無く歓迎会も開いてもらって、とても
安心できたし心強かった。そうだ、俺は1人じゃないもんっ!
第10話「沖縄漫画家事情」の巻
僕の知る限り、沖縄で活躍されているプロの漫画家さんは
おおよそ10人足らずではないだろうか。
その内の半数は県内のみでの活躍に留まっている。

締め切りに追いまくられるこの仕事、もしかしたら県民の体質的に
向いてないのかも知れないが、これは俺の憶測の範疇。
やはり問題は出版社との距離である。

通信環境が考えられないくらい進歩した現在に於いても、
作家と編集者が顔を突き合わせて打ち合わせができない
デメリットはやはり大きい。普段机とお友達の漫画家であっても、
人と人との繋がりで成り立つ仕事なのであるのだなこれが。
第10話「沖縄漫画家事情」の巻
ネットでアシスタント募集した流れで、何人かの漫画家志望の
方々と知り合うことができた。そこからまた様々な情報を
得られたのだが、沖縄にいる以上、デビューを諦めざるを得ない
条件が多すぎる
印象を受けた。これは島であることも大きい。

しかし他県同様に漫画好きな若者は数え切れない程いるし、
子供たちも漫画が大好き。ある知人は沖縄のカンパニースクールで
漫画クラスの講師をしているが、受講者数は決して少なくない。
第10話「沖縄漫画家事情」の巻
沖縄で育ち、沖縄でしか見れないものを見て、沖縄の空気を吸って
育った人たちにしか描けない漫画があるはず。


なんとか沖縄の漫画文化をもっと活性化できないだろうか…と
思案してたある日、意外な依頼が舞い込んでくるのであった。



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Posted by うらまっく at 04:35│Comments(0)漫画
 
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