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2014年11月18日

第892話「デジゲー博2014に行ってきた」の巻

11月16日、秋葉原UDXアキバスクエアにて
デジゲー博2014が開催された。
同人・インディーズゲームの祭典。

息子たち4人組のティーンゲームクリエイターが
ここでデビューすると聞いて、そりゃ面白えと覗きに行ってきた。

第892話「デジゲー博2014に行ってきた」の巻

狭い会場は参加サークルとお客さんでぎっしり。
大盛況でしたね。機械熱もあるし熱気むんむん。

創作ジャンルはシューティング(以下STG)に格闘ゲーム、
パズルにアドベンチャーにRPGと多岐に渡る。
ツールや開発環境、PCスペックの進化も手伝って
驚くクオリティの作品がずらりと揃ってた。すごいなあ。

第892話「デジゲー博2014に行ってきた」の巻

さてさて息子のサークルは…と覗いてみると
開発に使っていた中古のPCが卓のど真ん中に。
ノートではなくデスクトップのそれを手持ちで運んだのか!

そして「準備中」の手書き札が。なるほど、完成しなかったのね…。
この時点でイベント開始から既に2時間が経過している。
ブース内のメンバーの眉間には皺。必死でキーを叩く息子。

こりゃやべえんじゃないか?と声を掛けると
「ヤバイヤバイ、超ヤバイ。でも開催中にはいける!」とのこと。

第892話「デジゲー博2014に行ってきた」の巻

スタートから1年半、夏もガッツリ時間を割き、
この日のためにバイトもして、最後の1週間は連日徹夜。
それが当日成果無しで終わるのはきついなあ…と想う親心。

会場内をうろつきつつ気にしながら気長に待っていると…
ようやくその瞬間が。モニターがくるりと客側に向いた。
「お待たせしました!どうぞ!」いよいよ試遊開始だ。

息子のサークルはスタンプラリーのような共同イベントに
登録していたようで、それ目的で待っていたと思われる
お客さんが何人も並んでいた。

息子はお客さんの横に着いて遊び方の説明をし、
お礼を言い、次々に並ぶ客を捌いていた。やるなあ。

第892話「デジゲー博2014に行ってきた」の巻

一見オーソドックスなSTGだが、このゲームの売りはシステムにある。
マウスのホイールを回すことでゲージを溜め、満タンになると
一定時間無敵の状態になる。これは溜めれば何度でも使用可能。

さらにスコアを消費することでボムのようなものが使えるので、
スコア重視のプレイヤーならこの駆け引きが重要になるだろう。
なるほど、これはしっかり売りになる面白いアイデアだ。

邪魔しちゃいかん、と俺は試遊せずにとっとと会場を去った。
というかモニターが回転して試遊が始まった時点でひと安心。
よかったなあああと若干うるっときた。ほんとによかったよかった。


帰宅後、「楽しめたか?」と聞くと、
返ってきた言葉は「悔しかった」だった。

本当は体験版を安く配布する予定だったのが間に合わなかった。
それは悔しいだろうね。その悔しい気持ちと熱い想いが
気付かぬうちに消えていく前に、次の目標に向かうのがいい。

因みに息子たちは高校1年生。最年少参加サークルだったそうだ。
それが一応ちゃんと動くゲームを作り上げた。たいしたものだ。



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Posted by うらまっく at 02:35│Comments(0)ゲーム
 
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