第250話「ハーバー博士が大研究」の巻

うらまっく

2009年10月28日 00:37

先日の僕の誕生日に母からメールが。
「お菓子か何か送ります」との内容。

折角なので、久しぶりに食べたいから
神奈川のお菓子を送ってくれ、と返信。



昨日届いた。
最中に甘納豆、なぜかもみじ饅頭も。

メールを送る際に、ふと神奈川銘菓って
果たして何だったか考えてしまった。


銘菓っていうくらいだから、スーパーなどでは
売ってなくて、親戚が手土産に持ってくる感じのもの。

子供時代食べていたもの…まず思いついたのは「ナボナ」。



元巨人軍のホームラン王、王貞治の
「ナボナはお菓子のホームラン王です!」でお馴染み。

確かに旨いが、やたらとスッカスカで
食欲旺盛な子供の胃袋にはいつも不満が残った。

しかも亀屋万年堂は東京のメーカーだ。




次いで浮かんだのは「鳩サブレー」。
鎌倉の豊島屋の大ヒット菓子。

フレッシュバターの香りがたまらない。
今でも一度食べだすと5枚くらい平気で食べちゃう。
東京旅行の土産に沖縄に持ち帰ると喜ばれる。

鎌倉ニュージャーマンの「鎌倉カスター」も旨いが、
気取らない鳩サブレーのほうが好み。


なんだかんだ言ってもやっぱり…



ありあけのハーバー」だね。
「ハーバー博士が大研究~♪」のCMが懐かしい。

よく食べたなあ。
港町横浜生まれってことで形のモチーフは船。
味は洋風栗饅頭ってとこか。

ところがこの菓子、製造元の有明製菓がバブル期の
不動産投資に失敗し1999年に倒産。
ハーバーも生産中止に追い込まれた。なんてこった…。



横浜土産の定番でもあり惜しむ声が多く、
元従業員や市民の復活運動の末に東京都町田市の
洋菓子屋が新生・有明製菓として2001年に復活。

めでたく再び口にできることと相成ったわけです。

…が、1.5まわりくらい小さくなって
味も若干変わってるんですよね。


相変わらず美味しいけど、「あ、やっぱり違う…」と
久しぶりにハーバーを食べながらブログを書いたのでした。

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