第584話「ポポポポーンのつくりかた③」の巻
メイキング オブ ポポポポーンフィギュアその3です。
(使用する道具等はその①②参照)
頭の形が整ってきた頃合で
リボンと帽子を盛り付けます。
鉛筆で目鼻口のあたりを付けます。
位置がおかしいと思ったら紙やすりで消して書き直し。
口は彫刻刀の丸刀でえぐり、
粘土でならして紙やすりで整えました。
今回のフィギュアはペラペラの2次元イラストを
強引に立体化してるので、嘘をつかないと辻褄が合いません。
あいさつ坊やの前髪やテンガロンハットは
正面から見ておかしくなければいいやと画像のように仕上げました。
ちなみに以前作った「こんにちワン」はこんな感じ。
横から見ると破綻してます。でもいいんです。
両手をくっつけた体はこんな感じです。
すべてのパーツが出来上がったら
それぞれに芯(真鍮線等)を入れて瞬間接着剤で固定。
接合部を粘土で整え、焼きを入れて完成。
最後に表面処理をします。
今回は市販のプラサフを使用。カー用品店などで売ってます。
これをスプレーすることで細かい傷を確認できるし、
塗装する時の塗料の食い付きが良くなります。
ただし皮膜が厚くてモールドが埋まりやすいので、
パテをシンナーで溶いた「溶きパテ」を調合して
筆で塗りつけるほうがいいかも。お好みでね。
プラサフが完全に乾燥したら
800番の紙やすりで表面を磨きます。
細かい傷も地道に消して…粘土原型完成!
足に履いてるのが靴下に見えるんだけど、
外歩いてるし…長靴かブーツという解釈で作りました。
さて。このあと塗装して完成となります。
5月1日(日)東京ビッグサイトで開催される
COMIC1☆5にてアニマル数点と共に展示する予定です。
き32b サークル「でんでん」です!
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