第317話「緊張感」の巻
日常に於いて緊張感てすごく大事だと思ってる。
当たり前の繰り返しのゆったりした日々ってのにも
憧れるけど、モノ作りを生業としてるなら
それじゃいかん、と常に自分を追い込むようにしてる。
実際「暇だなー」と最後に口にしたのは
学生時代だったような。
そんな人間が沖縄に移住すんなって話だよね。
こっちに来てから海にはほとんど行ってない。
空が広くて綺麗だなーと時々眺めるくらいで、
基本的にはずっと部屋に篭って机に向かってるし。
昨年末から嫌な緊張感に包まれっぱなしなのだが、
昨日はまた新たな緊張にやられた。
大手出版社編集部のアポ取り。
携帯持ったまま何十分も動けない。
話す内容を何度も頭の中で反復しては躊躇う。
頭がぐるぐるしては溜息が出る。情けない。
全然寝てなかったのもあると思う。
なんとか遣り果せたが、まだ半分。
明けて今日また2、3件電話しないと。がんばる。
話は変わるが、恋愛を長続きさせるためには
緊張感というか刺激ってーのがすごく大事と思う。
その点で元嫁はすごかった。
常に僕を笑わせたり困らせたり振り回したり、
厄介な問題を運び続けたりした。
修羅場中に突発的に家出したりね。飽きるわけがない。
いつ行っても何かが新しい、
ディズニーランドみたいな人だったなあ。
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