てぃーだブログ › オキマン。 › 2009年11月22日

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Posted by TI-DA at

2009年11月22日

第276話「コレクター」の巻

切手。カードメン。キンケシ。
そりゃもう小学生時代は色々集めたもんです。

その中でも最もハマったものがあって。
コレクターのサイトを見つけてテンションアップ!

ロッテ ビックリマンシール。

悪魔VS天使シール?10代目のやつ?
全然最近じゃないすか。その前が好きだったんです。

1個30円(11代目まで)。ピーナッツ入りチョコレートを
ウエハースで包んだお菓子に1枚のシールが同梱。

当時は駄菓子屋が重要なプレイスポットで、
ビックリマンシールにはその延長的な遊び感覚があった。
その歴史を、所有シールと共にざざっと紹介。
(画像は拾い物を編集してます)


初代(77年)どっきりシール(全126種)



当時6歳。
これで本気で大人を騙せると思ってた。


2代目(79年) ウッシッシール(全90種)



エアブラシで描かれたと思われる
半リアル漫画イラストシール。
当時の映画ポスターなんかもこのテイストが多かった。
ここまではそんなにハマってない。


3代目(80年) まんギャシール(全90種)



赤塚不二夫風ナンセンスギャグタッチ。
もうこの辺から大人は理解できない世界に入ってくる。
当時9歳の僕の嗜好アンテナが振れ始めた。


4代目(81年) まねまねシール(全54種)



これも面白いと思って結構集めた。
いい大人たちが会議してひとつひとつ考えたんだろう。
因みにシリーズの生みの親は反後四郎(現ロッテ商品開発部部長)。


5代目(81年) ジョーダンシール(全54種)



同じ匂いを抱えていたが、正直よくわからなかった。
シリーズもしばらく迷走が続く。種類も少なく抑えられてる。


6代目(82年) 特ダネ写真シール(全36種)



写真とイラストの融合。まんま小学生の発想。
試みは面白かったが、明らかに人気がなかった。


7代目(82年) まじゃりんこシール(全54種)



見事ドハマり。
理由はよくわかんないけど完全に憑り付かれた。
周囲の友達連中と競って集め、交換し、コンプリート。
(最後の最後にようやく手に入れたのが「ウメボシカ」!)

小遣いのほとんどを注ぎ込み、冷凍庫には常に
数十個のウエハースチョコが詰まってた。


7代目PART2(82年) 新まじゃりんこシール(全72種)



個人的ピーク。当時11歳。今の息子とほぼ一緒。
一般からシールのネタを募集していたので、
イラスト、解説付きで30点ほど投稿。
その中に「コンニャクマ」「フライパンダ」が含まれてた。

TVCMで同シールが映っていて飛び跳ねて喜んだ。
…が、2009年現在ロッテから連絡はなし。
「アイデアだけ盗まれた、大人は信用できない」と思った。

まあ開発室で同じネタが出たか、別の子と被ったか
なんだろうけど、なんかすごくショックだった。



この後「続まじゃりんこ」「スーパーまじゃりんこ」と
続くが、なんだか一気に冷めてコレクションは終了。

同シリーズは「かわりんご」「ギャグポスター」を経て
85年に10代目「悪魔VS天使」登場。大ブレイク。
毎月の販売数1300万個、出荷金額は1000億円を超える。

ブームとは裏腹にその頃には全く興味を失ってました。



思えば、かなりの量を模写したり、真似して
オリジナル描いてみたりしてたから、
今の自分の絵の基礎のひとつなのかも知れない。

ありがとう、ビックリマン。
ありがとう、まじゃりんこ。
お口の恋人、ロッテ。  


Posted by うらまっく at 04:44Comments(0)どぅーちゅいむにー